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3Dプリンタとイノベーション
2018.8.2
「3Dプリントに未来はあるが、それは家庭用においてではない」という記事をご紹介します。
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リンク先の記事は3Dプリンタ界隈ではアメリカでもいまだに投資は盛んに行われているものの、
その期待は一部業務用途に限定されている、という内容です。
紹介されているFormlabs社は、MITメディアラボから派生した3Dプリンタメーカーで、
仕上がり精度のよさから中小規模の業務用機として人気があり、弊社も導入しています。
このほど新たな資金調達を受け、ユニコーン(評価額10億ドル以上の未上場企業)への
仲間入りを受けたという話題です。
ビジネス的には、歯科や貴金属業界向けには有望視されている一方、
その他の用途については、趣味やおもちゃの範囲を出ないと手厳しい評価です。
先日、ひろしまアデティブ・マニュファクチャリング研究会主催の 次世代ものづくり技術セミナーが開催されました。
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セミナー参加者の多さから関心の高さも伺え、3Dプリンタを盛り上げる動きは依然あるように感じました。
しかし、国内では東海地方等に比べ中四国地方での導入は、どちらかというと遅れているという話もありました。
3Dプリンタ単体で考えると、すぐに身近でSFのような破壊的なイノベーションが起こるというリアリティは乏しいかもしれません。
しかし、3Dプリンタと別の技術やニーズを組み合わせることで、
相乗効果が生まれる可能性はあると考えており、
弊社でも、オープンイノベーションプログラムへの提案など試みています。
柔軟な発想で一緒に可能性を探求してみたいアイデアなどがありましたら、是非協力したいと考えています。
ご関心ありましたらお気軽にお声掛けください。