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3DスキャナーVSフォトグラメトリ

2018.4.27

ひとことに3Dスキャンといっても、技術的にはバリエーションがあります。

3Dスキャナーはその代表的なもので、スキャナーから光線を照射し、その反射を読み取って形状を把握するというのが基本的な仕組みです。

また、接触式の3次元測定器なども広く使用されています。

 

今回は、フォトグラメトリという方法を紹介します。

これは多方向から撮影した2次元画像を、その視差情報を用いて寸法や形状を測定する技術です。

撮影は一般的なデジタルカメラでも可能で、専用のソフトウェアに取り込んで処理を行います。

今回は、同じサンプルを3Dスキャナーとフォトグラメトリでスキャンしたものを比較してみます。

スキャナーはArtec3D社製スキャナーSpiderを、フォトグラメトリはSony製のカメラ Cyber-shot DSC-RX100をAgisoft社製Photoscanで処理しました。

 

現物

 

 
 

3Dスキャナー

フォトグラメトリ

見た目ではフォトグラメトリに軍配が上がりそうです。

しかし、色情報を持つテクスチャ表面を除去すると、3Dスキャナーは形状をより精密にとらえていることがわかります。

 

スキャナー(テクスチャなし)

フォトグラメトリ(テクスチャなし)

 

用途ごとにそれぞれの長所を生かしながら使い分けていきます。